【通信費見直し】年間20,000円以内で通信費を運用する方法【日本通信SIM】【2024年版】

2024年9月30日より【日本通信SIM】から月額料金はそのままで、月額データ通信量が増量プランが開始された。

前から日本通信SIMのコスパはかなり素晴らしく「合理的なプラン」が展開されていたが、
さらに合理的なプランに拍車がかかるようになった。

日本通信SIMとは

日本通信SIMは、格安SIMを提供する通信事業者のひとつで、主にドコモ回線を借りて、低価格な通信サービスを提供している。自社で回線を保有せず、MVNO(仮想移動体通信事業者)として運営しているため、通信品質は大手キャリアとほぼ同等ながら、料金が抑えられているのが特徴。また、1GB、10GB、30GBの中から容量を選択することができ、【合理的なプラン】が展開されている。

プランと特徴

プランは1GB、10GB、30GBから選択することが可能。また、10GB、30GBのプランでは通話5分かけ放題または、月70分無料通話を選択することができるのが特徴である。
データ通信使用量の平均が10GB程度と言われており、まさに合理的なプランとなっている。

料金無料通話(通話専用アプリ不要)追加データ5Gオプション
1GB【合理的シンプル290プラン】290円なし1GBあたり220円0円
10GB【合理的みんなのプラン】1,390円通話5分かけ放題または、月70分無料1GBあたり220円0円
30GB【合理的30GBプラン】2,178円通話5分かけ放題または、月70分無料1GBあたり220円0円
※その他共通プラン
①国内通話料:30秒/11円
②対応ネットワーク:ドコモ LTE(4G) / 5G
③対応SIM:SIMカード、eSIM

2024年9月30日以降より、10GB→20GBに、30GB→50GBに
値段はそのままでデータ量が順次増量になる。

メリットとデメリット

日本通信SIMにはメリット・デメリット両面が存在する。自分に合う合わないがあるため、よく読み吟味してほしい。

メリット①:低価格プランである

データ通信量が大容量で使用できるのに対し、料金が低価格で抑えられているプランを提供している。通信費を抑えたい人にとってとても魅力的である。

メリット②:通話定額プランがある

通話が多い利用者向けに通話5分かけ放題または、月70分無料のプランや、
追加料金はかかるが通話定額プランを契約することができる。

メリット③:縛りや解約金がない

何年まで契約しないといけな縛りや解約金がないため、いつでも解約やプラン変更が可能。
利用者にとってあとでお金が請求されるリスクが低いのが特徴。

デメリット①:データ速度が遅い時間帯がある

大手キャリアの回線を借りているため、混雑時や特定の時間に通信データ速度が遅い時間帯がある。特に昼休みの時間や夕方に速度が遅くなる傾向がある。

デメリット②:家族割等の大規模な割引がない

大手キャリアが提供するような「家族割」や大規模な割引キャンペーンが少ないため、
家族で割引を使用したい人には向かないことがある。

家族割があるキャリア

①NTTドコモ(ドコモ光セット割・ファミリー割引)
②au(家族割プラス)
③ソフトバンク(新みんな家族割)
④楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT VIの家族割的なグループ割引)
⑤UQモバイル(自宅セット割・家族割)
⑥ワイモバイル(家族割引サービス)

デメリット③:余ったデータ容量の繰越ができない

データがもし余った場合は繰越しすることができず、次月からはまた再度契約したデータ容量で1ヶ月過ごすことになる。

データ容量が繰越し可能なキャリア

UQモバイル
ワイモバイル
楽天モバイル(プランによって異なる)
mineo
IIJmio
BIGLOBEモバイル
OCN モバイル ONE

他社との比較

料金

3大キャリアとサブブランドキャリア、格安SIM会社の料金比較をしてみた。
料金変更により料金が異なる場合もあるため、最新の情報は各社HPを参照してほしい。

データ容量audocomoソフトバンク楽天モバイルUQモバイルY!モバイルmineo日本通信SIM
1GB¥2,178(スマホミニプラン5G)¥1,980¥3,278(ミニフィットプラン)¥1,078¥2,277(トクトクプラン)¥2,178(シングルS)¥1,298(マイぴた)¥290
20GB¥2,700(povo)¥2,970(ahamo)
※10月から30GBに増量
¥2,970(LINEMO)¥2,178¥3,278(コミコミプラン)¥4,015
(シンプルS)
¥2,128(マイぴた)¥1,390
50GB¥7,238(使い放題MAX 5G)¥7,315(eximo)¥7,238(メリハリ無制限+)¥3,278提供なし提供なし¥2,228(マイそく)¥2,179

①docomo、 au、ソフトバンクは大手キャリアで、50GBプランは7,000円以上と高価
格である。
②楽天モバイル、mineo、日本通信SIMは低価格で、特に50GBプランは楽天モバイルや日本通信SIMが非常にお得。
③UQモバイルとY!モバイルは20GBとを提供しているが、50GBは提供していない。

通話料金形態【かけ放題・○分間無料】

各社キャリアの通話かけ放題・○分間無料のオプションサービスをまとめてみた。
最近は電話機能を使用せず、LINEの無料通話を使用する人が多いが、仕事などで使うこともあるので参考にしてほしい。

キャリア5分以内通話が無料(¥/月)無制限通話(¥/月)
au+¥880
(povoは1回5分以内通話が無料)
+¥1,980
docomo+¥880
(ahamoは1回5分以内通話が無料)
+¥1,980
ソフトバンク+¥880+¥1,980
楽天モバイル無料(楽天Linkを使用時)無料(楽天Linkを使用時)
UQモバイル1回10分以内通話無料(24時間かけ放題)+¥880+¥1,980
Y!モバイル1回10分以内通話無料 +¥880+¥1,980
mineo1回10分以内通話無料 +¥550+¥1,210
日本通信SIM通話5分かけ放題または、月70分無料1GBプラン:+¥1,600
20GBプラン:+¥1,600
50GBプラン:+¥1,200

通信速度

通信速度(回線速度)とは、インターネットにデータを送る速度のことを指し、
速度が速いほど快適にインターネットを見ることができる。

「下り」はデータをダウンロードする速さを指し、メール受信やWebサイトやSNSの閲覧、動画視聴、アプリや画像、動画のダウンロード、オンラインゲームの読みこみ速度のことを指す。
Webページの閲覧や動画の閲覧では10Mbpsぐらいあれば快適に見ることができる。

「上り」は手元データのアップロードする速さのことを指し、メール送信やSNS、ブログの投稿、動画投稿に影響する。
情報量の多いデータなら3Mbps、動画なら10Mbpsあれば快適にアップロードできる。

次に各キャリアの平均的な通信速度参考値をまとめてみた。

キャリア下り平均速度(Mbps)上り平均速度(Mbps)
au50~10010~20
docomo50~12010~25
ソフトバンク40~10010~20
楽天モバイル20~405-15
UQモバイル40~9010~15
Y!モバイル30~8010~20
mineo5~505~15
日本通信SIM5~305~10
大手キャリア(au, docomo, ソフトバンク)は、基本的に広範囲で安定した高速通が可能。
楽天モバイルは、楽天回線エリアでは速度が安定するものの、パートナー回線工リアでは速度が低下することがある。
格安SIM(UQモバイル、ワイモバイル、mineo, 日本通SIM)は、大手キャリアの回線を借りているため、時間帯や混雑状況によって速度が低下することがある。

住んでいる地域や雨など天候、時間帯によって通信速度が上記の内容に異なることがあるため要注意。

まとめ

いろんなキャリアを比較してみたが、日本通信SIMの価格はかなり安くなっている。
料金プランもシンプルでわかりやすい。あとは、自分に合うか合わないかが重要になってくるため、一度試してみて合う合わないの判断をしてもいいかもしれない。

こんな人におすすめ
  • 高速通信でたくさん使いたい人→三大キャリア
  • 速度は普通で少し値段を下げたい人→UQモバイル、Y!モバイル、楽天モバイルなど
  • 3000円以下の料金で節約したい→日本通信SIM、mineoなど

実際に使ってみた

2024年の1月からmineoから日本通信SIMに切り替えて約9ヶ月利用、10GBの合理的みんなのプランを契約しており毎月約1,390円で利用している。

初回手数料として¥3,300がかかるが、Amazonで¥3,300より安い時にスターターパックを購入し、公式サイトで申し込みコードを入力すると手数料を安く済ませることができる。

毎月の料金は日割りとはならず、契約した日から1ヶ月で請求される。

料金

料金は上記の通りとなった。

4月、7月は公共料金等の変更のためフリーダイアルへ問い合わせの電話を行い、電話料金が超過となった。

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
基本使用料¥1,393¥1,393¥1,392¥1,392¥1,393¥1,393¥1,393¥1,393¥1,393???
電話超過分¥77¥50
合計¥1,393¥1,393¥1,392¥1,469¥1,393¥1,393¥1,443¥1,393¥1,393
現在9ヶ月目で、総額12,662円、月約1,406円で運用できている。
残り3ヶ月も何か電話関係で大きな超過がない限り、毎月1,400円でまかなえるため、
年間20,000円以内で運用できるのである。

通信速度

通信速度は大手キャリアよりは遅くなるが、ストレスなく使用できる速度である。
地下鉄等や電波が入りずらい場所では速度が遅くなるのは否めない。
また、5Gが通じる場所では通信速度が通常より早くなることがある。

大阪・天王寺歩道橋上

土曜日の11時と20時に大阪・天王寺の歩道橋の上でスピードテストを行った。

Screenshot
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11時では、下り43.1Mbps、20時では、76.9Mbpsと両方とも高速な速度が計測された。
容量が超えて速度制限にならない限りストレスなくネットを使用できる。

アプリ

Screenshot

日本通信SIMには専用のアプリがあり、現在のデータ使用量を確認することができる。
また、請求、通話明細確認やサービス変更、解約もアプリから申し込める。

Screenshot

今は日本通信SIMが最適

通信業界の価格競争は、すぐに変化していくものである。今の自分の最適解は「日本通信SIM」。

だが、半年後、1年後にはまた別の通信キャリアのプランが最適解に変わるかもしれない。
大切なのは、新しい情報を自分からキャッチして動いていく。
通信費は一回見直せば大きく節約になるため、これを機に自分の最適解のキャリアを選択して行ってほしい。

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